施設長あいさつ

施設長あいさつ

施設長 松林克典

2000年の介護保険法施行以来、65歳以上の高齢者(一部40歳以上)が要介護状態になったとき に公的介護を受けられるのは当然の権利となりました。
様々な企業体が福祉の業界に進出し、介護が一つのサービス商品の様な捉え方をされています。サービスの提供を受ける側にとっては、質の高い、 充実した、より安心出来る介護を受けるために良い時代背景なのかもしれません。
今、介護は、十把一絡げ的な集団の介護から個別のニードに対応する介護へと様変わりしています。
私たちは、”なごみの郷”を施設あるいは、在宅からと、様々な形でご利用くださっている方々に関わらせてい ただいております。人生80年時代の今日、各々人生における最終章の場面に深く関与させていただいている のです。
「終わりよければすべてよし(All’s Well That Ends Well)」と言う言葉もございます。 最後が全てを決定付けます。皆様が輝かしい人生の終焉時期を過していただくために一挙手一投足に渡って、 個別の関わりを持ち続けて参ります。
正仁会のロゴマークのように”なごみの郷”をご利用くださる方々を中心とした輝かしい人生を作り上げて行き たいと考えております。そのためにご家族の皆様、地域の方々あるいは様々な形でボランティア活動をされてい る皆様と共に手を取り合って行ければ幸いに存じます。